冬キャンプの底冷え対策として、「コット」を買ってみました。
「コット」とは、キャンプ用の簡易ベッドの事で、元々イギリスで「ベビー・ベッド」をそう呼んでいたそうです。
購入したのはこちら、
【TOMOUNT】のキャンプコットです。
【TOMOUNT】は中国で設立されたキャンプ道具メーカーで、主に居住空間系の商品に注力しているようです。いわゆる「中華製」。
少し前まで、中国製のキャンプ道具と言えば、安価なだけの正に「劣化コピー品」で、届いてみてがっかりすることが多々ありました。
しかし最近は、かなりしっかりした商品が出てきています。
只、それに伴い価格もかなり上昇ぎみですが。
【TOMOUNT】の商品は、ネットでの評判も悪くなく、製品に改良を加え、よりグレードアップしているところに好感が持てます。
例えば、最近アルミ素材を航空素材に変更しているところとか。
「コット」は、一般に高額な部類のアイテムで、有名メーカーのものは何万円もしますが、これは定価12,500円、実売価格は8,000円以下。かなり格安!しかもAmazonタイムセールもあるようです。
本体と説明書、商品カタログが同封されていました。
コット採用により、今回2軍落ちすることとなった(笑)ジャバラ式のウレタンマットと比較してみます。随分コンパクト化が図れそうです。
【TOMOUNT】のコットには、ロースタイル専用5本足のこの商品と、ハイ・ロー2Way式の3本足モデルが存在しますが、私は基本ロースタイル・オンリーなので、より安価でコンパクトなこの商品を選びました。
それでは早速、野外で組み立ててみたいと思います。
見た限り、縫製は、袋を含め結構しっかりしている印象です。
内容品は、
- シート
- メインフレーム用アルミポール×2本
- 足になるアルミフレーム×5本
重量は、約2㎏でかなり軽量。
組み立ててみます。
シートを広げ、メインフレームのポールを伸ばします。
シート・サイドにある袋状の部分にポールを差し込みます。
最後まで通したら、
外側にスライドさせ、抜けないようにします。
次に、5本ある足のポールを伸ばします。
シートの穴から、メインフレームにはめます。
反対側は、コットを立てて、体重をかけながらはめると簡単です。
同様に、5本組めば【完成】です。
サイズは、190㎝×70㎝、ワンポール・テントや小さめのテントでも問題なく使えそうですね。
5本足なので、とても安定感があります。
寝てみた感想は、何と言うかパリッとした感じ。
動いても軋みのギシギシはありません。布地も悪くないと思います。
耐久性については、今後使ってみて評価します。
細めの5本足なので、一点集中的に体重を掛けるのはちょっと不安。
ベンチ的に使う人は、太めの3本足商品の方がいいかも・・・
コットのサイドに小物入れが付いているところなんか、結構、日本製っぽかったりしますね(笑)
コールマンのツーリングドームSTにインストールすると、ピッタリなサイズ感。
とても快適に過ごせました。
【総括】
ロースタイルで寝ることがメイン、軽量、コンパクト、安価なコットを探しているキャンパーには、最適なコットだと思います。
いやー、いい買い物をした!・・・(現在)