正統派のバーボン【ヘヴン・ヒル オールドスタイル】を愉しみます。
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1934年にシャピラ家によって設立された「ヘヴン・ヒル社」は、アメリカ最大の独立系・家族経営のスピリッツ製造会社です。
1996年にヘヴン・ヒル蒸留所は大火災で焼けてしまったため、バーンハイム蒸留所を買収し、現在はケンタッキー州のバーズタウンに本拠地を置いてます。
社名を冠したこのウィスキーは、モルトの香味が強いスタンダード・タイプのバーボンとして、比較的お手軽に手に入れられます。
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アルコール度数は、40度。
輸入はバカルディジャパンが行っており、サッポロ・ビールの販路を使って流通してます。
それではテイスティングしてみます。「ショット」で、
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香りは、軽い蜂蜜に炭の渋み。
味は、バーボンの甘味は控えめ。割とドライです。
鼻から抜けるサッパリ感があり、飲みやすいバーボン。
1:1の割合で常温加水します。「トワイスアップ」で、
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甘味と酸味が強調されました。
いわゆる開いた感じ、おいしいです。こいつは多少加水か氷を入れた方がいいバーボンです。
ただ、淡麗辛口系なので炭酸にはあわないかも。
おすすめというか遊びで、「ボイラー・メーカー」
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「ボイラー・メーカー」は、バーボンをビールで割ったカクテルです。
アメリカでもあまり上品な飲み方とは思われてないようですので、シチュエーションを選びましょう。
パーティー等で、場を盛り上げたり、手っ取り早く酔いたい時用です(笑)
「ブラッド・ピット」を一躍有名にした米映画「リバー・ランズ・スルー・イット」(ロバート・レッドフォード監督)の中で、主役の兄「ノーマン」がよりワイルドな「ボイラー・メーカー」をやっていたので、挑戦します。【ノーマン飲み】(笑)
ちなみにビールは【スーパードライ】。
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それは、ジョッキのビールにバーボンをショット・グラスごと落とすという飲み方です。
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ビールがこぼれても気にしません。ワイルドですね(笑)
昭和の日本では「爆弾」と呼ばれてました。
悪酔いしないように気を付けましょう。