普通の醤油ラーメンが食べたいなーと思ってお邪魔しました。【麺処直久】の鷺沼店です。
東急田園都市線・鷺沼駅の中央改札を出て、
目の前にある「東急ストア」を突き抜けていくと、
ボーリング場に併設されています。
到着です。【麺処直久 鷺沼店】、駅から3分位。
[住所]神奈川県川崎市宮前区鷺沼1‐11‐2
しかし創業100年て、考えてみると凄いなー。
入口すぐに、ハイテクなタッチパネル食券機があります。
普通の醤油ラーメンを気軽に食べたかったので、【純鶏らーめん醤油】690円のチケットを購入。トッピング、ご飯ものもなしで。
カウンター席に案内されます。
店内はカウンター席4つ、テーブル席18人分。厨房は見えないので、店員さんの数も不明。11:00開店直後、前客2名。
調味料は、見慣れた普通のものがひと通り。
高度成長期、昭和の中頃では、週末、銀座の百貨店で買い物をして、【直久】でラーメンを食べるのが小さな贅沢だったんだろうなーなどと想いを巡らせていると、5分程で着丼です。それではご対麺!
【純鶏らーめん 醤油】です。期待通りに全くもって、普通の醤油ラーメン・ビジュアル。
それでは頂きます。まずはスープをひと啜り、
おっ、普通の醤油ラーメンのスープです。(笑)
とはいえ、500日以上育てた名古屋コーチンで出汁をとったというスープは、透明な脂がうっすら浮いていて、甘味とコクがあり、普通に美味しい。
中細ストレートの丸麺は、コシがありいい啜り具合です。
ザ昭和な旨さ。そういえばこの感覚、久しぶりだなー。
支那竹(あえて)は、よく煮込まれていて柔らかい。本場中国産だそう。
普通の海苔で磯の風味も楽しみます。
チャーシューは2種類。
鶏モモチャーシューは、脂身なくアッサリ。噛み応えがあります。
薄味で、スープの味を邪魔しません。
豚バラチャーシューも歯ごたえのあるタイプ。肉そのものの味を楽しめます。
味変は、普通にコショー。
懐かしい気分に浸りながら、麵とスープを並行して食べていきます。「麺とスープ同時着地喰い」。こうすることで、最後にスープを飲み干してしまう罪悪感から解放されます。(同着喰)
はい普通に【完食】です。
スルリと食べられました。とても普通で美味しかったです。
子供の頃、地方都市駅前の交差点にあった、旨いと評判のラーメン屋を思い出しました。
御馳走さまでした。