片意地張らず気軽にラーメンを食べたいと思い、久しぶりに行ってきました。

いつの時代も「若者の街」、【渋谷】。最近はかなり国際色豊かですが。

「渋谷センター街」を「宇田川交番」方面へ約5分。

到着しました。【味の兆楽(ちょうらく)宇田川町店】です。
[住所]東京都渋谷区宇田川町31-5
【兆楽】は昭和30年代創業の町中華で、【喜楽】と並んで旧き良き渋谷のシンボル的存在。
創業者は跡取りがいなかったため、現店主の先代が後を継いだそう。
現在は「道玄坂本店」と「宇田川町店」の2店舗がありますが、発祥はこちらの店舗。
前に交番、2階に風俗店というロケーションで、「場末のお店」感が昭和っぽくて実にいい(笑)
吉本の劇場が近くにあり、若手芸人馴染みの店ですね。
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メニューは多数あり、町中華ということで看板メニューはチャーハン系ですが、

本日は「ルースラーメンセット」1,080円をいただきます。
店内は、カウンター14席と4人掛けテーブル2卓。店主以下5人の多国籍スタッフで運営。当日も新しいアジア系アルバイトが初勤務のようでした。

卓上には、町中華の各種調味料。オーダーは口頭注文、現金後払い制。

注文後、約2分でセットの「半チャーハン」が配膳。
そして1分後、「ルースラーメン」到着。【ご対麺】です。は、早い!

いかにも「町中華」なビジュアル。「ルース」とは、青椒肉絲の事です。

早速いただきたいと思います。まずはスープをひと啜り、

あー旨い。熱々!
餡はそれほど強くなく、軽くトロミがある程度。味付は、甘めで優しいタイプ。
醤油の尖りはなく、安心して飲んでしまう。

麺は「札幌ラーメン」に近い、太めでしっかりとした食感。
餡のおかげで、まったりとスープが絡みます。美味しい。

野菜は、細切りのピーマンとタケノコ。

動物系は、豚ロース肉。

キクラゲも入ってます。

半チャーハンは、しっとりとした食感の家庭的なもの。

最後まで熱々で啜れます。

【完食】です。
高級食材を使った流行りのラーメンとは決して違いますが、いつも変わらない一杯、大変美味しかった。
今回は使いませんでしたが、「味変」にはコショーではなく、唐辛子かラー油が合いそう。
ボリューム、コスパ的にも満足。
ご馳走さまでした。