横浜家系ラーメン店の中で、歴史系と称される老舗店【介一家 うりゅう】で、クラシカルな家系ラーメンを頂いてきました。
第3京浜港北インターの近く、「イケヤ港北店」「コーナン港北インター店」の並び。
美味しい「家系ラーメン」は「コーナン」の近くにある説(笑)
最寄りは横浜市営地下鉄「仲町台駅」ですが、距離が2km近くあるので車で来るのが正解でしょう。
到着です、【介一家 うりゅう】
[住所]神奈川県横浜市都筑区折本町138‐1
土曜日の開店11:45、前待ち3人。かつてはすざまじい行列でしたが、最近は落ち着いているみたいですね。駐車場は店前に2台分。
ネギと餃子そして半ラーメンが家系としては特徴的です。つけ麺もあります。
このお店、元々1,989年開店の【介一家 港北店】でしたが、現店主の瓜生氏が2,007年に継承・独立した店。トータル30年以上の歴史があります。初代店主は、家系レジェンド【近藤家】の近藤健一氏。
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「家系図」は、
【吉村家】‐【本牧家】‐【横濱家】‐【介一家】【介一家 港北店】=【介一家 うりゅう】
横浜家系第3世代。
店内に入るとアロワナとエイが泳いでいる水槽が出迎えてくれます(笑)
セルフの水を持って、空いている席に着席。
L字カウンター13席、4人掛けテーブル3卓。店主と奥さんで運営。
特製ラーメン1,150円+ライス100円を口頭注文。来月から価格変更があるそうです。
卓上の調味料は以前より増えたようで、家系スタンダードものは、ほぼ全て揃ってます。
ライスから先に提供。昔は黄色い沢庵が乗ってましたが・・・
8分位で、ラーメン着丼です。いざ、ご対麺!
個人的に大好きな「青磁器」のどんぶりで登場。
「特製」のトッピングが凄い。
- チャーシュー計5枚
- 海苔7枚
- 卵
- ほうれん草多め
- 白髪ねぎたっぷり
それでは頂きます。
まずは具材をかき分けてスープをひと啜り、
はいっ、旨いです。
バランス型に分類されると思いますが、カエシや豚骨の強みで食わせるタイプではなく、スープ全体の調和が良く美味しい。
醤油に特徴があって、塩味がとてもはっきりしている。と言ってしょっぱ過ぎない。
比較的ライトな「横浜家系ラーメン」ですが、物足りなさはなくしっかり出汁感がありますね。
続いて具材の下から麺を引き上げます。
「丸山製麺」製の中太麺は、このスープととても相性がいい気がします。
しっかりスープを持ち上げてくれて、何と言っても啜りごごちがいい!
おいしいなー(笑)
大量に載ったネギと一緒に麺を。
家系にネギってあうんだなと実感。
よく茹でられたクタリ系のほうれん草。これもクラシカル。
チャーシューは煮豚バラ肉です。スープを纏っていて美味しい。
それ自体の味付けは薄めで、肉の味を楽しめます。
7枚もある海苔で磯の風味を楽しみます。
チャーシューと一緒に硬めのライス喰らう・・・幸せ!
定番の海苔巻きライス。
麺量は結構多めで、満足度は高いです。
終盤に来たので、卵を割ってカプります。
味付のない硬めのゆで卵。この辺も歴史を感じさせられますね。
【完食】です。
ライトと言ってもそこは「家系」、濃厚な豚骨ラーメン。かなり美味しかったです。
他のお客さんは、ほぼ作業着を着ていました。地元で働いている人にに愛される店。
長く続いて欲しい家系の名店ですね。御馳走さまでした。